5月25日(土)放送された「ブラタモリ」古墳の町・堺~巨大古墳は日本の歴史を動かした!?~で案内人をつとめた堺市博物館 白神学芸員。
古墳大好き!と古墳愛にあふれた白神学芸員に、あらためて「堺のまちの面白さ」を伺いました!
堺のまちの面白さは、1600年にわたる歴史をひとつのまちで触れ、感じることができるところではないでしょうか。日本を動かした事象にかかわる痕跡が堺にはあります。それは、教科書に「仁徳天皇陵古墳」「行基」「日明貿易」「自治都市」「千利休」「与謝野晶子」など堺にゆかりのことがらなどが多くとりあげられていることからもわかります。また、堺の個性として国境にできた町というのも見逃せません。国またぎを歩道橋で体験できます。
個々には、仁徳天皇陵古墳を含む百舌鳥古墳群、自治都市や千利休にかかわる中世堺のまちが特に注目されます。今回のブラタモリではこのふたつが扱われています。百舌鳥古墳群がなぜここに造られたのか、堺のまちは国境から、待庵と茶道具に繫栄を見る、盛んな鉄砲生産、いずれも興味深い事柄で、それらを通して堺のまちの発展の中心には、古墳時代以来の鉄の加工がかかわっているかも、というストーリーでした。
番組の中でタモリさんは古墳について、造り出し等いろんな質問をされました。
古墳にはわからないことが多く、まさに謎だらけです。
これまでの調査などの成果から質問にお答えできる場合もあります。
古墳を見学されるみなさんが観光ボランティアガイドさんの解説や堺市博物館の展示等で、疑問の答えを見つけていただくことができるかもしれません。
疑問を持ちそれを解決することで、より古墳を楽しめるのではないでしょうか。
まだまだ、堺には面白い歴史があります。ぜひご自身の目でお確かめください。
ガッテン、ガッテン、ガッテン。